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2008年09月15日
歩行周期
今日も歩行についてです
こんにちは「と姿勢の研究所」管理人フィジ男(ふぃじお)です。
2.歩行周期
歩行の周期性は下肢の運動を基準にして記述されます。
①1歩:たとえば右踵が接地して、つぎに左踵が接地するまでの動作を1歩(step)
その距離を歩幅(step length)
②重複歩:片側の踵が接地して、つぎに同側の踵がふたたび接地するまでの動作を
重複歩(stride)
この一連の動作を歩行周期(walking cycle,gait cycle)と呼んでいます。
このときの両踵間の幅を歩隔(stride width)
重複歩長(距離)は自由な速さでの歩行では平均して身長のおよそ80~90%で、
はやい歩行では100~110%になります。
小児や高齢者は、若者よりも歩行速度が遅いというのはあたりまえですね。
③歩効率:単位時間内の歩数を歩効率(walking rate)、ケイデンス(cadence)といい、
歩/分(steps/min)や歩/秒(steps/sec)で表します。
歩効率は身長(下肢長)、年齢、性別によって異なるのもあたりまえですね。
④歩行周期:立脚相(stance phase)と遊脚相(swing phase)に分けられます。
⑤立脚相:地面についている側の下肢
・ 踵接地(heel strike,heel contact)
・足底接地(foot flat)
・立脚中期(mid-stance)
・踵離地(heel off)
・爪先離地(足指離地:toe off)
立脚相は歩行周期のうち、およそ60%の時間を占めています。
踵接地0%~足底接地15%~踵離地30%~爪先離地60%となります。
⑥遊脚相:爪先が地面を離れて振り出されている側の下肢
・加速期(acceleration):下肢が体幹の後方にあるとき
・遊脚中期(mid-swing):下肢が体幹の直下にあるとき
・減速期(deceleration):下肢が体幹の前方へ振り出されているとき
遊脚相は歩行周期の40%に当たります。遊脚相より立脚相が時間的に長いんですね。
両脚が地面に着いているときが両脚支持期(double supporting period)があり、運動学的には
同時定着時期(double stance phase)ともいいます。
一歩行周期に10%ずつ2回あり、合計で20%になります。
※Rancho Los Amigos Centerは、歩行(歩容)要素について、新たな定義を提案しています。
(Aisen 1995)
踵接地 ・・・着床初期(initial contact)
踵接地~足底接地 ・・・荷重反応期(loading responce)
足底接地~立脚中期・・・立脚中期(midstance)
立脚中期~踵離地 ・・・立脚終期(terminal stance)
爪先離地 ・・・遊脚前期(preswing)
爪先離地~加速期 ・・・遊脚初期(initial swing)
加速期~遊脚中期 ・・・遊脚中期(midswing)
遊脚中期~減速期 ・・・遊脚終期(terminal swing)
・・・つづく(医歯薬出版「基礎運動学」より)
こんにちは「と姿勢の研究所」管理人フィジ男(ふぃじお)です。
2.歩行周期
歩行の周期性は下肢の運動を基準にして記述されます。
①1歩:たとえば右踵が接地して、つぎに左踵が接地するまでの動作を1歩(step)
その距離を歩幅(step length)
②重複歩:片側の踵が接地して、つぎに同側の踵がふたたび接地するまでの動作を
重複歩(stride)
この一連の動作を歩行周期(walking cycle,gait cycle)と呼んでいます。
このときの両踵間の幅を歩隔(stride width)
重複歩長(距離)は自由な速さでの歩行では平均して身長のおよそ80~90%で、
はやい歩行では100~110%になります。
小児や高齢者は、若者よりも歩行速度が遅いというのはあたりまえですね。
③歩効率:単位時間内の歩数を歩効率(walking rate)、ケイデンス(cadence)といい、
歩/分(steps/min)や歩/秒(steps/sec)で表します。
歩効率は身長(下肢長)、年齢、性別によって異なるのもあたりまえですね。
④歩行周期:立脚相(stance phase)と遊脚相(swing phase)に分けられます。
⑤立脚相:地面についている側の下肢
・ 踵接地(heel strike,heel contact)
・足底接地(foot flat)
・立脚中期(mid-stance)
・踵離地(heel off)
・爪先離地(足指離地:toe off)
立脚相は歩行周期のうち、およそ60%の時間を占めています。
踵接地0%~足底接地15%~踵離地30%~爪先離地60%となります。
⑥遊脚相:爪先が地面を離れて振り出されている側の下肢
・加速期(acceleration):下肢が体幹の後方にあるとき
・遊脚中期(mid-swing):下肢が体幹の直下にあるとき
・減速期(deceleration):下肢が体幹の前方へ振り出されているとき
遊脚相は歩行周期の40%に当たります。遊脚相より立脚相が時間的に長いんですね。
両脚が地面に着いているときが両脚支持期(double supporting period)があり、運動学的には
同時定着時期(double stance phase)ともいいます。
一歩行周期に10%ずつ2回あり、合計で20%になります。
※Rancho Los Amigos Centerは、歩行(歩容)要素について、新たな定義を提案しています。
(Aisen 1995)
踵接地 ・・・着床初期(initial contact)
踵接地~足底接地 ・・・荷重反応期(loading responce)
足底接地~立脚中期・・・立脚中期(midstance)
立脚中期~踵離地 ・・・立脚終期(terminal stance)
爪先離地 ・・・遊脚前期(preswing)
爪先離地~加速期 ・・・遊脚初期(initial swing)
加速期~遊脚中期 ・・・遊脚中期(midswing)
遊脚中期~減速期 ・・・遊脚終期(terminal swing)
・・・つづく(医歯薬出版「基礎運動学」より)
Posted by フィジ男 at 07:03│Comments(0)
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