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2008年09月28日

(続)歩行時のエネルギー代謝

日曜日ですが、専門書を開いております。
icon24と姿勢の研究所」管理人フィジ男(ふぃじお)です。

6.歩行時のエネルギー代謝

◆歩行速度とエネルギー消費

歩行時のエネルギー消費は、年齢や身長、体重、性差、衣服、履物、心理状態、歩行速度、
疾病の有無などの相違、また地面あるいは床面の状態、傾斜、段差、風速などの環境要因の
相違によって変動します。
一定の距離を移動するのに、歩行速度を速くすれば、所要時間は短縮されるが、作業強度は
大きくなり、消費されるエネルギーは増加します。速度を遅くすれば、所要時間は延長し、全体
として姿勢保持などに費やされるエネルギーが増加してしまいます。
その中間にエネルギー要求量がもっとも少なくなる歩行速度があり、至適速度あるいは
経済速度と呼ばれています。

国内の資料によると、健常者の至適歩行速度は70~75m/minといわれています。
走行では170~180m/minですが、運動選手では200~230m/minになります。(勝木・他1987)

歩行速度が6km/h(100m/min)を超えると、急激にエネルギー消費が増加します。

体重を考慮した平地歩行における速度とエネルギー消費との関係は、
E=W(0.03+0.0035V*V)
E:エネルギー消費(Kcal/min)  W:体重(Kg)  V:歩行速度(miles/h) (1mile=1.60931km)

体重70kgの男性の1時間当たりのエネルギー消費は、睡眠中は65kcal、安静臥床は77kcal、
歩行(4.2km/h)は200kcal、走行(8.5km/h)は570kcalです。

硬いアスファルト道路に比べて柔らかい土の上では、歩行のエネルギー消費は30~40%増加します。
ハイヒール(約7.5㎝)を履くと10~15%増加します。
1/10の斜面を下るときは平地歩行よりもエネルギー消費が25%減少しますが、急な下り坂を
ゆっくり下るときはエネルギー消費は多くなります。

・・・つづく(医歯薬出版「基礎運動学」より引用)

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Posted by フィジ男 at 18:17│Comments(0)歩行
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